前回まで痩せる為の食事についてお伝えしてきました。
あなたはもう脂肪を燃やすだけの状態になっています。
「さぁー!ウォーキング・ランニングを頑張ろう!」
なんて思うのではないでしょうか。
この記事を読み終わるとその考えはガラッと変わるでしょう。
今回はどんな時に脂肪は燃やされるかについてお伝えしていきます。
それでは始めましょう。
まず、イメージしやすいように「脂肪が燃える」という表現をしましたが、これは身体の中で栄養から多くの過程を経てエネルギーに変換される代謝を意味しています。以前もお伝えしましたがエネルギーに変換される栄養は糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素ですが。より痩せる事をイメージできるようにこの中の(脂質=体脂肪)に注目してこの記事を読んでください。
代謝の種類
代謝には大きく分けて主に3つの種類があります。
- 基礎代謝
- 活動代謝
- 食事誘導性熱産生
基礎代謝
私たちは何もしていない状態でも生きる為に無意識の間に内臓や悩そして筋肉でネルギーを消費しています、これを基礎代謝と言われます。この基礎代謝は1日のエネルギー消費の60%を占めると言われています。基礎代謝を高めることができればうまくダイエットが進みそうですね。
活動代謝
名前の通り日常生活での動きや運動、トレーニング等身体を動かすことによるエネルギー消費です。この活動代謝は1日のエネルギー消費の20%~30%を占めると言われています。基礎代謝のエネルギー消費の凄さが分かりますね。大きな筋肉に大きな負荷をかけて大きく動かすことによって活動代謝を稼ぐことができます。その様な事をしようと思うと筋力とレーニングがむいています。
食事誘導性熱産生
以前もお伝えしましたが、私たちが食事をする時に消化、吸収する事によるエネルギー消費です。この食事誘導性熱産生は1日のエネルギー消費の10%~20%を占めると言われています。食事をするだけで運動する事に近いエネルギー消費があるとは驚きですね。しかっり食事を摂ろうという気になるのではないでしょうか。たんぱく質を摂る事によるエネルギー消費量が大きいと以前もお伝えしました、やはりたんぱく質をメインの食事とする事は凄くよさそうですね。
基礎代謝を高める事が成功への近道
1日のエネルギー消費の60%を占める基礎代謝を高める事ができればダイエット成功への道は近付きます。
基礎代謝を高めるには?

基礎代謝は筋肉量の多さに比例して高くなると言われています。従って筋肉量を増やすことができれば基礎代謝が高まり痩せやすい身体を手に入れることができます。筋肉量を増やすには筋肉痛が来るような強度のトレーニングとたんぱく質をしっかり摂りこの様な事を継続していく必要があります。筋肉量を増やすトレーニングの基本は、1つの、運動を10回~15回ギリギリできるような強度で行い、力を出し切る。この様な動きを3セット~5セット行い、この様な事を高い頻度で行っていく必要があります。結果が現れ始めるまでには3ヵ月~4ヵ月はかかりますので根気よく継続していく必要がありますね。言ってしまえばする事はボディビルダーと一緒です。
まとめ
エネルギーの消費は常に行われています。その中でも基礎代謝を高める事によって効率よくエネルギー消費をすることができます。運動でのエネルギー消費量は大した事はありません、とは言っても運動をプラスすることによってエネルギー消費を稼ぐことはできます。ウォーキングやランニングを毎日何時間もしますか?。ウォーキングやランニングの様な軽い負荷では大してエネルギー消費はできませんし筋肉を大きくすることもできません、筋肉を鍛えて大きくし基礎代謝を高めて痩せやすい身体を作りましょう。その為には筋力トレーニングを取り入れたいですね。脂肪はいつも燃えていますよ。トレーニングについてもこれからお伝えしていきたいと思います。

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